新チーム幹部ブログ MGリーダー 小林歩
本年度マネージャーリーダーを務めさせていただきます、小林歩です。
拙い文章ですが、今、思うことをひたすら書いてみました。ここから少しでも何かを感じとっていただけたら嬉しいです。
長いので是非暇なときにでも見てください。(笑)
まずは、日頃よりわたしたちを応援してくださっているOBOGの方々、今年度特別大会を開催するにあたり大会運営に携わってくださった方々、その他関係者の皆さま、全ての方へこの場を借りて感謝申し上げます。
このような状況が続く中、昨年末に特別大会を無事開催することができたこと、わたしたちが今もこうして活動を続けられていること、皆様のご支援ご声援があってこそだと痛感しています。ありがとうございます。
先日の特別大会をもって大好きだった17世代が引退し、いよいよ自分たちが1番上の代となりました。
正直毎日不安は尽きません。自分がリーダーという立場に立つことが、自分で決めたことでありながらも正解だったのか、正直今でも分かりません。
他大学のブログを見ていると、同世代なのに自分とは全然違う、色々なことをちゃんと考えていて「すごいな」と単純に思います。
でも、「すごい」だけでは終わらせたくない。そうも思います。
わたしが幹部メンバーに決まったときから、ひとつだけ自分の中で決めていたことがあります。それは、
「自分の意見を妥協せずに相手に伝える」
ということです。
何故ならそれが、わたしがチームのためにできる唯一のことだと考えているからです。
傍から見たら、レベルの低い話かもしれないです。でも、簡単なようで難しい。実際、新チームの活動が始まって1ヶ月が経った今でも、日々痛感しています。
ここで、高校時代の恩師から教えていただいた言葉をひとつ紹介させてください。
「置かれた場所で咲きなさい」
有名な本なので、ご存知の方も多いかもしれません。わたしの目指すところは、まさにこれなのだと感じています。
このチームでわたしが置かれた場所は、このチームの、スタッフの、マネージャーという立場以外の何でもない。
一歩引いた立場からチームを見て、今のチームに足りないもの、必要なことを指摘する。直接プレーに関われないスタッフだからこそ出来ることだと、わたしは考えています。
そうは言っても、自分の意見を相手に伝えることは、すごく怖いです。勇気が要ります。伝え方を1歩間違えば、自分の思いが伝わらないどころか、信頼を失いかねません。
それでもわたしが意見を言い続けるのには理由があります。それ何故か。
勝ちたいからです。
勝つための組織というものを考えたときに、わたしの中で揺るがないものが「言いたいことを言える組織」でした。
「もっとこうした方がいい」
「それはこうするべき」
「自分はこうしたい」
「それは違うんじゃないか」
いいチームを作り上げていく上で、言いたいことや言うべきことはちゃんと言う。
当たり前のようですが、わたしは、これができている人はうちのチームには少ない気がします。
当たり前のことを当たり前にできるチームこそが、真の強いチームであるとわたしは考えています。
ラクロスをやっていく上で、楽しくやれればそれでいいという人もいます。楽しくやった先に勝ちがあると。
それももちろんあるのかもしれません。でもわたしは、そうは思いません。なぜなら、今までの経験からして、いい成績を残せずにいい思い出にできた試しがないからです。
だから、勝ってこそ、「つらい練習も意味があった」と思えると、わたしは思うのです。
もちろん、勝ちにこだわりすぎてラクロスを嫌いになっては欲しくないです。でも、最後に勝って、ラクロスを今よりもっと大好きになって、この4年間を終えて欲しい。1番じゃなくてもいいから、このラクロスという競技に関わると決めたこと、もがいた4年間を後悔してほしくない。そう思っています。
考えすぎでしょうか。
でもわたしは、最後の最後まで負けてダサい言い訳はしたくないです。
わたしは、あるときある人に言われました。
「逃げたら戦わずに黒星をつけることになるから、自分は逃げることが嫌いなんだ」と。
きっと言った当本人は全く覚えてないんじゃないかと思います。会話の一部でしかなかったかもしれません。(笑)
当たり前のことだけれど、果たして自分はそれを日々意識しながら生活出来ているのか。その一言は、確実にそれまでのわたしの考え方を変えるものになりました。
そこで今回、引退ブログと幹部ブログをわたしの方から幹部に提案させていただきました。
わたしは、日々チームの人たちと関わっていく上で、うちのチームには不器用で口下手な人が多いと感じています。
1対1や数人で話したらすごくいい意見や考え方を持っているのに、それが上手く相手に伝わらなかったり誤解を招いたり。いつもすごく勿体ないな、と感じてしまいます。
だからせめて、引退していく4年生と、これから中心になって活動していく幹部メンバーだけでも、自分の思いとか考え方とか、志といったものを言語化して欲しいと思いました。
めんどくさいと言いながらも取り組んでくれたみなさん、ありがとうございます。
まだ書いてない人はお願いです、早く出して下さい。(笑)
「全国大会出場」
今年度のわたしたちチームの目標です。
今の自分たちには到底届くはずのない、そんな高すぎる目標。
こんなことを言ったらチームに怒られるかもしれません(笑)
でもそれが今のわたしたちの現実です。
決して、そこから目を背けてはいけない。そう思います。
きっとこれからも、自分たちの実力と目標とのギャップに苦しむ時が訪れると思います。もしかしたら既にその時が来ている人もいるかもしれません。
だけど絶対にそこで諦めて欲しくない。目標は達成するために設定するものであって、ただの夢物語になるような目標は、作ったところで何の意味もないです。
こんな大きなことを言いながら、自分自身すごく意思の弱い人間なので、自分の退路を断つ意味も込めています。(笑)
チームでも個人でもトップを目指すと言ったあやのさんとのあの約束。もう一度ゼブラ本気で取りに行きます!
有言実行。「全国」。言ったからにはやらないといけません。目標を実現するための努力を怠ってはいけない。
自信と過信は、似て非なるものです。
来年、『自分たちは最大限の努力をしてきた』という揺るがない「自信」と共に戦いに挑みたい。強くそう思います。
今の自分たちに足りないものは何か、それを補うために本当にすべき事は何なのか。プレイヤースタッフ関係なく、チームの全員が一人一人真剣に向き合うべき課題だと、わたしは思います。
長くなりましたが、最後に恩師の言葉をもう1つ紹介して終わりにさせていただきます。
「頑張らなくていい、諦めるな」
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
今後とも応援の程よろしくお願い致します。
新4年 MG 小林 歩
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